雪と天気予報

降雪予報:2012/2013年の冬はどうなる?

エルニーニョとラニーニャ

降雪予報雪を愛する人なら誰もが、間近に迫った冬のシーズンのことを考えずにはいられません。とりわけ2011/2012年のような厳しい冬の後では雪への思いは募るばかりで、誰もが「白い貴婦人」が私たちの山に戻ってくるのを心待ちにしています。
長期予報は簡単ではなく、もしかすると不可能かもしれません。ですから、これから紹介する気象予測にお墨付きを与えるつもりはありません。この記事では、2012/2013年の冬についてネット上で語られている噂を少しまとめてみたいと思います。
私たちはこの1か月ほど、アメリカの気象フォーラムをのぞいてきました。そこではユーザーたちが、この冬の天候の推移について、多かれ少なかれ専門的な意見を交わしています。当然ながら関心はアメリカの冬に集中していますが、ヨーロッパ(特にアルプス地域)の話になると、多くの人が2012/2013年の冬は平年並みになるという見方で一致しています。乾燥した冬でもなく、記録的な大雪の冬でもなく、気温も低温・高温いずれの記録も出ないというものです。なお、来シーズンの冬を特徴づける気象現象はエルニーニョになるとみられています。昨年はラニーニャが猛威を振るい、アメリカのスキー場はシーズン序盤に苦戦しましたが、冬の終盤にまとまった降雪があって状況が好転しました。

エルニーニョ ラニーニャ

エルニーニョは太平洋の海水温に影響し、その影響が最も大きく表れるのはアメリカ大陸の国々です。過去には各地で顕著な異常気象が起きました(穏やかな冬になる地域もあれば、大雪で寒い冬になる地域もありました)。そしてまさにこの現象が太平洋に関わるものだからこそ、旧大陸への影響はほとんどないはずです…

とはいえ、アメリカの「気象マニア/専門家」の大半がヨーロッパの冬に関心を示さない中で、これを取り上げている人もいます。予測図や画像まで載せた、想像の余地をほとんど残さない記事を公開しているのが、権威ある気象サイトAccuweather.comです。同サイトは先日、2012-2013年冬の予報をネット上で公開し、その後、多くのヨーロッパの気象ポータル(権威あるサイトも含む)がこれを紹介しました。

Accuweatherの予報の内容を簡単にまとめると次のとおりです:
2012-2013年冬の気温予報
最初の地図は予想気温を示しています。シベリアの寒気は冬の半ばから終わりにかけて広がる見込みです。平年を下回る気温が予想される国は、主にイギリス、デンマーク、オランダ、ベルギー、ポーランド、ドイツ、スイス、フランス、スペイン、ポルトガルです。冬の後半(1月中旬ごろ)には北から寒気が流れ込み、イタリアでも気温が下がる可能性がありますが、昨年の極寒の2月ほどではないとみられます。

2012-2013年の降雪予報

2012-2013年の降雪予報

降水量については、雨も雪もアルプスから遠ざかり、多くのスキー場が秋の装いのままだった昨年とはまったく異なる状況になりそうです。2012年末から2013年にかけては降水が不足することはなく、山岳地帯(特にアルプス)では記録的ではないものの、コンスタントな降雪が続く冬になる見込みです。

Accuweatherの予報どおりになれば、イタリアにとっては平年並みの冬となります。山では雪、平地では雨と平年並みの気温。特別なことはありませんが、昨シーズンに比べれば大きな改善です。

注:ただし、長期予報はあまり当てにならないこと、そしてあらゆるシナリオがありうることを忘れてはいけません。アメリカのこのサイトの予報は、いかに権威があっても軽く受け止めるべきもので、私たちのように雪を愛し、雪なしではいられない人のためのちょっとした考察にすぎません!

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