雪と天気予報

アルプスで最大1メートルの新雪、標高900mでも降雪を記録

アルプス Pitztalの大雪

アルプス・ピッツタールの大雪天気予報通りの展開となり、長い待ち時間を経てイタリアの山々が再び白く染まりました。最初の雪片は昨日のうちに舞い始めていましたが、低気圧が本領を発揮したのは夜間で、とりわけTrentino Alto Adigeを中心にまとまった降雪を伴ってアルプスに新雪をもたらしました。

今朝は北西部のリゾートでは薄曇りの空の下での銀世界の目覚めとなり、北東部のリゾートでは大粒の雪が舞う中での銀世界の目覚めとなりました。Trentino Alto Adigeやフリウリ、そしてヴェネト州のドロミテでは、時おり激しい降雪に見舞われました。
雪は高所のスキーリフト周辺だけでなく麓の街にも達し、コルヴァーラ、オルティゼイ、カナツェイをはじめとするドロミテ各地の街の中心部を白く染め上げ、プラン・デ・コローネス(Plan de Corones)などの国境に近いエリアでは特に激しい降雪となりました。

サッソロンゴ(ドロミテ)

サッソロンゴ(ドロミテ)

プラン・デ・コローネスの吹雪

プラン・デ・コローネスの吹雪

カナツェイ中心部の雪

カナツェイ中心部の雪

オーストリアでは最大1メートルの積雪

アルプスのイタリア側では積雪が20〜30cm程度にとどまった一方、オーストリアのスキーリゾートでは様相がまったく異なり、低気圧が麓の谷まで大雪をもたらしました。
オーストリア・チロル州の氷河エリアはたっぷりの雪に恵まれ、至るところで70cm以上の積雪を記録し、現在営業中の主要なスキーリゾートではゲレンデが新雪に埋もれるほどとなりました。
シュトゥーバイ(Stubai)、ピッツタール(Pitztal)、ヒンタートゥックス(Hintertux/新雪1メートル)、そして2014/2015年アルペンスキー・ワールドカップ開幕戦の準備が進められているゼルデン(Solden)でも記録的な大雪となりました。
ワールドカップ(白いサーカス)の舞台は、標高3,000mのレッテンバッハ氷河から標高1,300mのゼルデンの街まで容赦ない猛吹雪に襲われました。
ここでもイタリアと同様に中〜低標高エリアまで雪が降り、標高1,000mまで降雪が見られましたが、積雪量はイタリア側の集落よりもはるかに多くなっています。

ヒンタートゥックス

ヒンタートゥックス

アペニン山脈では現在も雪が降り続く

この一足早い冬の主役となったのはアルプスだけではありません。北から流れ込んだ寒気はアペニン山脈にも押し寄せ、とりわけアブルッツォ州のスキーリゾートに雪をもたらしました。
アルプスでは降雪が収まりつつある一方、オヴィンドリ(Ovindoli)、ロッカラーゾ(Roccaraso)、カンポ・インペラトーレ(Campo Imperatore)といったアブルッツォ州のスキーリゾートでは現在も雪が降り続いており、降雪高度もさらに下がっています。
イタリア中部では、24日(金)の後半まで降雪が続く見込みです。

本日の降雪の美しい写真ギャラリーはこちら:

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