アルペンスキー・ワールドカップ 2013-14

フィンランドのレヴィでスキー・ワールドカップの準備が万端に

Levi スキーワールドカップ

レヴィ スキー・ワールドカップイタリアでは冬が少しずつ歩みを進めていますが、レヴィ(フィンランド)にはずいぶん前から雪と氷点下の寒さが到来しています。
このスキーリゾートの冬は世界で最も厳しいもののひとつで、北極圏から170kmの距離にあり、レヴィは10月下旬にはすでに白く染まり、4月まで雪が消えることはありません。スキーエリアの最高地点は海抜530mと丘陵地帯のような標高ですが、冬の間はマイナス40度近くまで冷え込むスカンジナビアの大地ではまったく問題になりません。
まさにこの北極圏の凍てつく雪の上で、アルペンスキー各国代表チームがスキー・ワールドカップ回転(スラローム)種目の戦いを繰り広げます。

11月16日(土)はイタリア女子代表(アズーレ)の出番です。午前中に雪が予想される天気予報を踏まえながら、ここ数時間はコースの下見と分析に余念がありません。出場メンバー(マヌエラ・メルグ、ミケーラ・アッツォーラ、サブリナ・ファンキーニ、サラ・パルデッレル、マルタ・ベンゾーニ)は、ケガや長期離脱の影響から万全のフィジカルコンディションとは言えない状態でこのスラローム戦に臨むことになりますが、遅れを取るまいと強い決意を固めています。中でも最も意欲に燃えているのがサブリナ・ファンキーニ(Sabrina Fanchini)で、次のように語っています。
「ゼルデン(Soelden)の大回転(ジャイアントスラローム)で2本目に進めなかった時はとても落胆しました。でもその後、冷静に考えてみて、ケガで11か月も離脱していたのだからそれ以上を望むのは無理だと気づいたのです。だからこそ、今回のスラロームの選考には気持ちを切り替えて、闘志をむき出しにして臨みました。本番のレースでもかなり後方のスタート順になりますが、同じように全力で挑みます」

レヴィ ラップランド フィンランドのパノラマ

遠くに見えるレヴィのスキーゲレンデ

11月17日(日)にコースへ登場するのは、クリスティアン・デヴィッレ、ジュリアーノ・ラッツォーリ、マンフレッド・メルグ、ステファノ・グロス、パトリック・ターラー、ロベルト・ナーニ、リッカルド・トネッティ、ジョルダーノ・ロンチの男子勢です。
イタリア男子代表(アズーリ)はここ数日、スイスのツィナル(Zinal)のゲレンデでトレーニングを重ねており、さらにその前にはイタリアが誇るプレゼーナ氷河(Ghiacciaio Presena)がスラロームの王者たちを迎え入れていました。
ここレヴィではイタリア代表はこれまで目立った成績を残せていませんが、おそらくそれゆえに、日本のファンも注目するイタリアのスラローム陣はあらゆる手段を尽くして表彰台の一角を奪おうと挑むはずです。実力は十分、白熱のショーは間違いありません!

明日からのレヴィでのワールドカップ・スラロームは、RAIおよびEurosportで生中継されます。スキー・ワールドカップをライブストリーミングで視聴するための情報はこちらをご覧ください。

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