雪と天気予報

アルプスの低標高エリアに雪が到来、ヴァッレ・ダオスタでは標高700mで降雪も

低標高にも雪が到来

低標高エリアに雪が到来
スカンジナビアからイタリアへと向かう氷点下の寒気の流れは、気象用語で「北極の寒冷渦(Goccia artica)」と呼ばれています。11月14日(木)の夜からアルプスで降雪が予想されており、北西部エリアでは低標高でも雪となる見込みです。
今月に入って2回目の北極寒気の南下となります。1回目は標高1,500mまでのアルプスを白く染め、アペニン山脈にも今シーズン初の積雪をもたらしましたが、今回はヴァッレ・ダオスタ州とピエモンテ州の一部に限られるものの標高1,000メートル以下でも雪が顔を出し、アルプス山脈のその他の地域ではもう少し高い標高での降雪となる見通しです。
最初の降雪現象は木曜日の宵の口から始まりますが、アルプスで最も強い降雪が記録されるのは金曜日の午前中となるでしょう。

Trentino Alto Adigeでは、標高1,600メートル以上で金曜日だけでも30〜40cmの新雪が記録される見込みで、標高1,000mでも降雪が予想されています。

ヴェネト州をはじめとする北東部全域では低標高での降雪は見込めず、中標高での雪に「甘んじる」ことになりそうです。金曜日は標高1,200〜1,300mでの降雪が予想され、土曜日には雪線が標高1,600mまで上がる見込みです。

ロンバルディア州では金曜日に中〜低標高で雪が舞い始め、標高900メートル以下でも降雪となる可能性があり、土曜日は標高1,400〜1,500m以上での雪となるでしょう。

今回の低気圧の最大の主役となるのはヴァッレ・ダオスタ州とピエモンテ州です。ここでは北極からの寒気がスキーリゾートを直撃し、非常に低い標高まで気温を氷点下へと押し下げます。金曜日にはピエモンテ州とヴァッレ・ダオスタ州の一部で丘陵地帯の標高でも降雪が観測される可能性があり、この大幅な気温低下は土曜日も続いて夜遅くまで標高1,000m以下で雪をもたらすでしょう。

一時的ながらも豊富な降雪、その後さらなる雪が到来か?

アルプスではまとまった降雪が予想されており、とりわけ金曜日には標高1,600m以上でわずか数時間のうちに40cmもの雪が降る可能性があります。
ただし今回の低気圧は通過型であり、11月16日(土)の夜には早くも快晴(またはほぼ晴れ)となるリゾートも出てくるでしょう。
気象専門家たちは現在、今後数週間の天候の推移に注目しており、一部の気象モデルは11月20日頃からさらに大規模な新しい北極前線が到来する兆候を示しています。現時点ではまだ確定的なことは言えませんが、明るい材料が揃っています。

アペニン山脈での降雪

アルプスだけでなくアペニン山脈も忘れてはなりません。イタリアで最も古い山脈であるアペニン山脈にも雪が到来し、特に標高1,800m以上で豊富な積雪をもたらす見込みです。降雪量は50cmを超える可能性もありますが、主にエミリア地方のアペニン山脈が中心となり、イタリア中部のリゾートは対象外となる見通しです。

11月15日(金)に最も降雪量が多い予想のリゾート

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