アルプス全域の標高1800m以上で雪――まるで11月の天気予報のようですが、これは冬のような気候となった今年5月の現実です。スキーリゾートの斜面からまだ冬の雪が消えないうちに、例年なら春の訪れを感じ始めるはずの高地の峰々が再び白く染め上げられています。
花々や緑の牧草地ではなく、ヴァッレ・ダオスタ州からフリウリまで再び純白のベールに包まれ、多くの山岳リゾートがスキーシーズン真っ只中のような降雪と気温で冬の装いへと戻りました。雪は15日(水)の午後早くに標高の高いエリア(2700m以上)で降り始め、5月16日(木)にはさらに低い標高へと広がって標高1800mにまで達しました。
Madonna di CampiglioのGroste’のゲレンデやSolda、Cerviniaの街並みが白く染まったほか、ドロミテの標高2000m以上でも雪が舞い、LivignoとPasso del Tonaleではまとまった降雪となりました。
低気圧は特に標高2500m以上の山岳地帯に強い影響を与え、サマースキーに向けてコース再開の除雪作業が進められているPasso dello Stelvioでも大雪となりました。[[ 参照:Passo Stelvioの2013年サマースキー ]]

Passo del Tonaleの雪 - 2013年5月16日
季節外れではあるものの、これは決して前代未聞の現象ではありません。ちょうど2年前にもドロミテが寒気に見舞われ、標高1400m以上で降雪を記録しており、標高1700〜1800m以上で雪となった今回以上に冬らしい状況となったことがありました。
とはいえ、2013年の今回はこの気圧配置がしばらく停滞し、今後数日間も降雪が続くと予報されています。アルプス全域でさらなる降雪が予想されており、降雪ラインが時間ごとに変動する中、局地的な晴れ間と強い降雪が交互に訪れる見通しです。
新しいサマーシーズンの到来を前に新雪をたっぷりと蓄えることができる氷河にとっては、まさに嬉しいニュースとなっています。
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- Passo del Tonaleの雪 – 2013年5月16日















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