12月30日 記者会見後の最新情報:
ミハエル・シューマッハの容体は依然として予断を許さない重篤な状態が続いており、集中治療室で薬物による人工的な昏睡状態に置かれています。しかし昨日12月30日、MRI検査の結果から医師団がわずかな改善の兆候を確認し、医療チームと家族との長い協議を経て、脳内圧を下げるための2度目の手術を行うことを決定しました。
こうして昨夜遅く(22時頃)、左側の血腫を除去するため2時間にわたる外科手術が行われました。術後に改めて実施されたMRI検査では、頭蓋内圧が実際に低下したことが確認されました。
医師団は、事故直後の数時間の経過と比較すればこれは「小さな改善」と言えるとしたものの、シューマッハが依然として極めて深刻かつ不確実な状況と闘っていることに変わりはなく、容体は引き続き重篤であると説明しています。
医療チームによると、今回の手術によって、刻一刻と急変し得る状況の中で貴重な時間を稼ぐことができたとのことです。
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7度のF1ワールドチャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)が集中治療室に入院しているグルノーブルの病院からは、依然として厳しいニュースが伝えられています。
スキー中の激しい転倒で頭部を強打した偉大な王者「シューミ」は、現在生死の境をさまよっています。
事故当時、彼は「レ・トロワ・ヴァレ(Les 3 Vallées/3つの谷)」として知られるフランスの巨大スキーエリアにあるメリベル(Meribel)の雪上でオフピステを滑走していました。同リゾートは総延長600kmの滑走エリアを誇るヨーロッパで最も有名なスキーリゾートのひとつであり、常に豊富な積雪に恵まれフリーライドに理想的な場所としても高く評価されています。
シューマッハが転倒したのは当初噂されていたコース内ではなく、まさにオフピステのエリアでした。岩に頭をぶつけていなければ大事には至らなかったかもしれない転倒でしたが、その衝撃によって重度の頭部外傷を負いました。
直ちに病院へ搬送されたものの容体が急速に悪化したため、当日のうちに緊急手術が行われました。
現在、ドイツの王者は薬物による人工的な昏睡状態に置かれており、現時点でさらなる手術は予定されていません。
病院には家族全員が付き添っているほか、ジャン・トッドやロス・ブラウン(ともに元フェラーリ・チーム代表)、そしてジェラール・サイヤン教授(シルバーストーンでの事故の際にも彼を担当した医師)といった、彼の輝かしいキャリアをともに歩んだ仲間たちも駆けつけています。
また、スポーツ界全体からも多くの励ましの声が寄せられており、現役フェラーリ・ドライバーのフェリペ・マッサやアロンソ、元チームメイトやライバルであるベッテルやバトン、さらにはバレンティーノ・ロッシ、デル・ピエロといった他競技のアスリートや、ドイツのアンゲラ・メルケル首相も連帯のメッセージを表明しています。
さらに世界中のファンからも多くの応援と回復を祈るメッセージが寄せられており、Twitter上ではハッシュタグ「#Schumi」を通じてメッセージが発信されています。
即死を防いだヘルメット
シューマッハが重傷を負ったにもかかわらず、医師団によると、今回の事故においてヘルメットが極めて重要な役割を果たしました。ヘルメットが岩との激しい衝撃を和らげたおかげで、彼は一命を取り留めて病院まで搬送されることができたのです。医師団は「もしヘルメットを着用していなければ、即死していただろう」と述べています。
シューミがこよなく愛したスキー
モータースポーツだけでなく、シューミは常にスキーをこよなく愛してきました。彼はアルプスの数多くのスキーリゾートを訪れており、中でも毎年フェラーリ・チームの冬季合宿イベントが開催されるイタリアのマドンナ・ディ・カンピリオ(Madonna di Campiglio)はお気に入りの場所でした。
冬にカンピリオで彼の姿を見かけるのは恒例となっており、この有名なスキーリゾートはスピナーレ(Spinale)コース最後の急斜面に「シューマッハ・シュトライフ(Schumacher Streif)」という名を冠して彼に捧げたほどです。
彼の一日も早い回復を心よりお祈りいたします。頑張れ、シューミ!(Forza Schumi!)




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