
年中無休で営業しているスキーエリアはヒンタートゥクス(Hintertux)ですが、オーストリアにはそこまでの記録は持たないものの、非常に早い時期からスキーシーズンをスタートできるリゾートが他にも数多くあります。
雪なしではいられないスキーヤーのために、すでに8つものスキーリゾートが営業しており、多数のリフトやコースが利用可能です。現在オーストリアですでに滑走できるスキー場をご紹介します。
シュトゥーバイ(Stubai)
近年、シュトゥーバイの氷河(ヴィンダッハ Windach およびアイスヨッホフェルナー Eisjochferner)は地球温暖化の強い影響を受け、深刻な打撃を被ってきました。とりわけ2012年の夏は、ジオテキスタイルシートによる保護にもかかわらず大きな爪痕を残しました。
しかし今シーズンは天候に恵まれ、まとまった降雪のおかげで9月20日には早くも最初のリフトが営業を開始し、現在は積雪100cmのもとで15本のスキーコースが滑走可能となっています。
ゼルデン(Soelden)
ゼルデン(エッツタール Oetztal)の氷河は10月第2週末に営業を開始し、現在はゴンドラ3基、チェアリフト1基、スキーリフト5基が運行し、総延長33kmのスキーコースがオープンしています。ゼルデン氷河では、2013/14シーズンのアルペンスキー・ワールドカップ開幕戦の開催に向けた準備も進められています。
ピッツタール(Pitztal)とカウナータール(Kaunertal)
オーストリア・チロル州にあるこの2つの氷河は、他の有名な氷河と比べると知名度はやや控えめですが、スポーツ面でも観光面でも引けを取らない魅力を備えています。今シーズンはピッツタールが9月14日、カウナータールが10月13日にオープンしました。どちらも現在すでに6基のリフトが利用可能で、カウナータールでは14km、ピッツタールでは15kmのコースで滑走できます。
メルタール氷河(Ghiacciaio Mooltaler) – ケルンテン州
チロル州の5つの氷河(カウナータール、ピッツタール、ゼルデン、シュトゥーバイ、ヒンタートゥクス)に加え、オーストリアには他の州にも氷河スキー場があります。そのひとつがケルンテン州の海抜約3,000メートルに位置するメルタール(Mölltaler)氷河で、すでに氷河上部エリアがオープンし、今シーズン最初のスキーヤーに向けて4基のリフトが運行しています。
キッツシュタインホルン氷河(Ghiacciaio Kitzsteinhorn) – ザルツブルク州
ザルツブルク州にもうひとつある氷河が、キッツシュタインホルン(Kitzsteinhorn)です。この白銀のパラダイスは、ツェル・アム・ゼー=カプルーン(Zell am See-Kaprun)のスキーリゾートの上部、標高3,000メートル以上に位置しています。
現在、総延長25kmのうち11kmのコースがオープンしています。高標高エリアの雪質は良好で、約1メートルの積雪があり、日中は多くのスキーヤーで賑わっています。
ダッハシュタイン氷河(Ghiacciaio Dachstein) – シュタイアーマルク州
オーストリアでも特に寒冷な地域のひとつであるシュタイアーマルク州には、広大なダッハシュタイン=ラムザウ(Dachstein-Ramsau)スキーエリア内にダッハシュタイン氷河(Dachstein Gletscher)があります。標高2,700mの高みを誇る同州で最初にオープンするスキー場で、谷からはロープウェイでアクセスでき、ゲレンデにはスキーリフトとTバーリフトが備えられています。
他の氷河と比べると標高がやや低いこともあり、ダッハシュタインで現在オープンしているコースは1本のみとなっています。
今後のオープン予定
天候に特別な変化がない限り、オーストリアのその他のスキー場のオープンは11月後半以降となります。主なリフト営業開始予定日は以下の通りです。
- バート・クラインキルヒハイム(Bad Kleinkirchheim、ケルンテン州) – 2013年11月30日
- オーバータウエルン(Obertauern) – 2013年11月28日
- シュラドミング(Schladming) – 2013年11月29日
- イシュグル(Ischgl) – 11月30日
- オーバーグルグル=ホッホグルグル(Obergurgl-Hochgurgl) – 11月23日




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