地球温暖化

Presena氷河のシートを撤去、約2mの雪を守る

Presena 2012年9月

presena 2012年9月Presena氷河の覆いを外す作業が始まりました。同氷河は、融解を抑えるために6月にCarosello社が敷設したジオテキスタイルシートの大きな覆いのおかげで、夏の間ずっと日差しから守られてきました。今年もシートは見事にその役割を果たし、2012-2013年冬季シーズンのベースとなる厚さ2mの雪を守りました。
氷河を覆うこの取り組みは、トレント自治県とミラノ大学が参加するプロジェクトの一環で、ミラノ大学がシートの効果を観測・研究しています。この「覆い」の効果が認められ、年を追うごとに利用が拡大しており、今年は100,000平方メートルの氷河が覆われました。

2012年夏の結果は、近年の夏に氷河を苦しめているますます厳しい暑さに対して、ジオテキスタイルシートが有効であることを改めて裏付けました。2012年の夏には標高3,000mで気温15度という過去に記録されたことのない値に達し、積雪と古い氷が急速に解けてしまいました。

「Presenaプロジェクト」の成功は、Marmoladaをめぐる論争も引き起こしました。ヴェネト州とトレンティーノの境にあるこの氷河は、高温の影響を最も大きく受けた氷河で、高所でもかつてない規模で氷が解けました。今では薄い氷の層になってしまったMarmoladaにも、Adamello氷河で採用されたのと同様の対策が必要でしょう。

8月末の降雪と9月12日(水)の降雪によって、夏は正式に終わりを告げ、すべての氷河で気温が平年並みに戻りました。降った雪の量は多くありませんが、少なくとも融解は止まり、これでシートを外して、新たな素晴らしいスキーシーズンに思いを馳せることができます。

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