
気象専門家たちの予報通り、木曜日の夜からアルプス山脈で雪が降り始め、土曜日と日曜日には降雪がさらに激しさを増して、標高1,500m以上では100cmを超える新雪、標高2,000〜2,500m以上ではほぼ2メートルに達する新雪が降り積もりました。
あまりに激しい降雪となったため、クールマイユールで開催予定だった「スウォッチ・フリーライド・ワールド・ツアー(Swatch Freeride World Tour)」や、コルティナで予定されていた名高いアルペンスキー・ワールドカップをはじめ、複数のスポーツイベントが中止に追い込まれました。
ベッルーノ県のコルティナはさらに2メートルの新雪に埋もれ、良好なコースを確保しようと何日も前から懸命に作業を続けてきた主催者たちの努力も、自然の猛威の前にはなすすべがありませんでした。
最も多くの雪に恵まれたスキーリゾートはマデージモとセッラ・ネヴェア
中でも際立っているのがロンバルディア州のマデージモ(Madesimo)とフリウリ州のセッラ・ネヴェア(Sella Nevea)の両スキーエリアで、積雪量はそれぞれ3メートルと4メートルに達しました。
ロンバルディア州のマデージモは12月26日(聖ステファノの日)の豪雪でも直撃を受けており、当時はコルティナと同様に雪の重みで送電線が寸断されましたが、今回の豪雪でもヴァルキアヴェンナのこの街は道路が断続的に通行止めとなり、ほぼ孤立状態となりました。
一方、セッラ・ネヴェアにとって記録的な豪雪は珍しいことではなく、積雪4メートル(データ出典:Promotur積雪情報)という数字も、フリウリのこのスキーエリアにとっては「いつものこと」とさえ言えるほどです。ここでは低気圧がアルプスの他のどの地域よりも多くの雪をもたらすのが常であり、コンカ・プレヴァーラ(Conca Prevala)の地形のおかげで、時には夏を越えて雪が残ることさえあります。
アルプスの他の地域でも状況は大きく変わらず、ヴェネト州ではコルティナで240cm、アジアーゴ(モンテ・ヴェレーナ)で2メートルを優に超える積雪、そしてマルモラーダでは実に350cmを記録しています。
Trentino Alto Adigeでも同様で、マドンナ・ディ・カンピリオやアンダロが雪に埋もれ、積雪量は250cmに達しています。
また、ヴァッレ・ダオスタ州とピエモンテ州でも大雪となり、プラト・ネヴォーゾ(Prato Nevoso)やリモーネ・ピエモンテ(Limone Piemonte)で記録的な積雪となっています。

プラト・ネヴォーゾ・スキーのオフィスからの眺め

セルヴァ・ディ・カドーレの降雪 - 写真:Ristoro Belvedere-Fertazza

コルティナの雪 - 写真:Scuola Sci Cristallo
2013/14年シーズンは2008/09年シーズンの再来となるか?
束の間の晴天が訪れるものの、今後数週間も雪が去ることはなく、引き続きアルプス各地に雪をもたらすとともに、より低い標高にも冬らしい空気を呼び戻し、平野部にも霜や氷点下の冷え込みをもたらす見込みです。

セッラ・ネヴェア - 2008/09年冬の豪雪
これほど大量の雪が降り積もった今シーズンは、史上屈指の豪雪の冬として歴史に名を刻んだ2008/09年シーズンの冬を彷彿とさせます。
2008/09年シーズンには、春を迎えた時点でもほぼすべてのエリアで2メートル以上、多くのアルプスのリゾートで最大6メートルもの積雪が残っていました。その当時の写真は今なおインターネット上で語り草となっており、私たちの記憶に長く残り続けています。
2013/14年シーズンの冬があの時と同じほどの雪をもたらすかどうかはまだ分かりませんが、間違いなくそれに匹敵するペースで推移しています。
おすすめリンク:
» 積雪情報(BOLLETTINO NEVE)
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フォトギャラリー:記録的な豪雪
写真提供: Madesimo Snowpark, Scuola Sci Cristallo Cortina, Ristoro Belvedere-Fertazza, Prato Nevoso Ski


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