スキーリフト・索道施設

プレゼーナ氷河で新型ゴンドラリフトの建設工事が順調に進行中

Ghiacciaio Presena ゴンドラリフト建設現場

プレゼーナ氷河 ゴンドラリフト建設現場この夏、プレゼーナ氷河(ghiacciaio Presena)では、2015年末までにパッソ・パラディーゾ(Passo Paradiso/標高2,585m)とパッソ・プレゼーナ(Passo Presena/標高2,997m)を結ぶ新型ゴンドラリフトの建設工事がスタートしました。これは従来の「パラディーゾ – プレゼーナ」チェアリフトおよび「プレゼーナ右」「プレゼーナ左」の2基のスキーリフトを置き換える非常に重要なプロジェクトであり、夏季を含めて氷河の利便性を大幅に向上させるものとなります。新しいリフトはライトナー(Leitner)社製で、8人乗りキャビンを採用し、毎時1,500人の輸送能力を誇ります。また、現在の山小屋「カパンナ・プレゼーナ(Capanna Presena/標高2,738m)」の高さには中間駅が設けられ、同山小屋自体も全面的に建て替えられる予定です。

工事は初夏に始まったものの、長引く悪天候の影響で多少の遅れが生じました。山麓駅(出発駅)はパラディーゾ・ゴンドラリフトの山頂駅の左側に建設される予定で、対象エリアの掘削・整地が行われたほか、8トン(80キンタル)の資材を運搬できる工事用索道も設置されました。パッソ・パラディーゾから中間駅までの区間では支柱の基礎(プリンス)がすでに完成しており、好天に恵まれていることもあって、本格的な冬が到来する前に可能な限り工事を進めようと急ピッチで作業が行われています。なお、工事期間中も既存のリフトは引き続き稼働するため、スキー滑走には一切支障ありません。

また今回の事業では、かつてはすでに撤去されたリフトの出発駅として使われ、その後倉庫として利用されていた古い建物の解体撤去を通じて、氷河全体の環境再生・美化も行われます。

さらに、このプロジェクトを締めくくる2つの新設コースも予定されています。中間駅からパッソ・パラディーゾへと至る「ヴァリアンテ・プレゼーナ – パラディーゾ(Variante Presena-Paradiso)」コースの新設、そしてトナーレやヴェルミリオ、ポンテ・ディ・レーニョのコースで十分な積雪が確保できない秋や春の時期にもノルディックスキー愛好家が利用できるクロスカントリースキーコース「パラディーゾ(Paradiso)」の整備です。

アダメッロ・スキー(Adamello Ski)エリアの2014-2015年ウィンターシーズンは10月25日に正式開幕する予定です。この夏も氷河の上に敷き詰められたジオテキスタイルシートが優れた保護効果を発揮しており、あとは今シーズン最初の本格的な降雪が訪れてスキーがスタートするのを待つばかりとなっています。

コメントはまだありません

コメント・レビューを投稿する

コメント・レビューを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です